東京ビッグサイトで2011年4月27日から29日にわたって開催された年1回の手作りクラフトの祭典、日本ホビーショーへ行ってきました。協会スタッフが見た、震災後のビッグイベント。熱気に包まれた3日間のレポートをお届けします。
震災の影響があちらこちらに…
3月11日に起こった震災の影響は避けられないだろう、どれくらいの人が集まるんだろうか・・・と思いながら会場に向かいました。窓の外で地震で壊れた建屋の一部を補修している様子がうかがえ、震源から遠く離れたこの場所でも少なからず被害があったことを知りました。
しかし、始まると例年のように人・人・人!
日本国中から集まったクラフト好きの方が、開場と同時に走り出す光景は今年も変わらず、ほっとしました。
賛助会員のブースでは
スクラップブッキングは今回、「スクラップ&コラージュEXPO」としてひとつの独立したイベントになっており、注目度の高さがうかがえます。各ブースでは新商品の発表やここでしか手に入らない限定販売商品、お買い得表品を取り揃えており、どこから見ていいか迷うほどでした。
また、「アルバム Book Cafe」という作品展示コーナーでは、各社の個性的な商品を活かした特色あふれる作品の数々を見ることができました。
「スクラップ&コラージュEXPO」に出展していたのは19ブース。このうち、賛助会員のブースを紹介します。
呉竹
ペーパー、パンチ、マーカー、ツールとフルラインナップで取り揃え、ブースに買い物客がぎっしり!新商品・お買い得商品も多数あり、どこから見ようか迷うほどでした。
キット、ぺん、デコレーションやパンチなど豊富な品揃えの呉竹のサイトはこちら
思い出を残すクラフト・・・スクラップブッキング
被災地で写真を探す家族が報道されるたび、写真一枚一枚に思い出がこもっていると感じます。スクラップブッキングはその思い出を残すクラフト。単に作品を作るだけではなく、みんなで思い出を共有できるクラフトだと実感しました。
ホビーショーでお買い物をされる方、体験教室に参加される方、また初めてスクラップブッキングに触れる方、皆様それぞれ思い出をどのように表現しようか、そういう楽しみを抱かれて各ブースを回っていました。
写真好き、というよりも思い出を大切にするこの日本ならではのスクラップブッキングの形もあるだろう――今回のホビーショーではそんなことを感じました。