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スクラップブッキング・レポート

スクラップブッキング出張体験教室の企画・開催に向けて

出張体験教室とは、幼稚園や小学校、地域公民館やイベント会場など、講師が各場所に出張して行うスクラップブッキングの一日教室のことをいいます。このページでは、「いつくらいから準備したらよい?」「予算は最低どの位必要?」「講師は誰に頼んだら良い?」など、疑問にお答えしていきたいと思います。

出張体験教室企画から開催までの流れについて

スクラップブッキングの教室開講には、準備期間として最低でも2ヶ月は必要です。講師の予定をおさえるという意味でも、早めに依頼されたほうが良いと思います。

開催までの流れ

  1. 主催者側でスクラップブッキング体験教室を企画
  2. 教室依頼に必要な事項を考慮(下記カテゴリーを確認)
  3. 教室開催が可能な広さの会場を手配
  4. スクラップブッキング協会へ連絡し、講師紹介を依頼
  5. 協会から紹介された講師に主催者が連絡を取り、開催に関して講座内容・講師料等の打ち合わせを行う。
  6. 教室開催内容を告知して参加者を募る。
  7. 講師から作品サンプルを提出してもらう。
  8. 日程に余裕があれば、主催者が事前にスクラップブッキングの体験に参加する。
  9. 教室本番
  10. 講師へ講師料をお支払い(当日にお支払い、もしくはお振込か確認)

※依頼方法などによっては多少流れが違う可能性があります。

教室依頼方法について

企画の段階で主催者の方に決めていただく事は、下記の3点です。

1.教室開催日時

平日、休日どちらに開催するかは重要です。イベント会場で行う場合は休日、学校などで行う場合は平日午前中などに設定し、参加者・講師共に参加しやすい日程を組みましょう。

教室開催時間は、作品の難易度によって、1回30分~2時間程度で設定します。イベント会場など、簡易な作品で回数を多く開催する予定の場合は約30分位で設定し、個別の会場でじっくり作るには2時間が必要です。

2.教室開催場所

机の大きさとしては、材料や道具を置く場所を考えると、一人縦50cm×横70cm位の幅が必要です。考慮の上、場所を確保されたら良いと思います。

3.予算の総額(材料費、講師料、交通費、道具レンタル料等)

【材料費】

参加者の実費負担にされる場合が多いです。簡易なものであれば300円~、豪華なものであれば2000円位までが一般的です。

【講師料】

参加予定人数、拘束時間、作品の難易度によって、5000円~15000円位までの間で交渉となります。

【講師交通費】

講師との交渉になります。移動時間、打ち合わせなども考え、近郊の講師に依頼することが多いです。

【道具レンタル料】

材料費とは別に道具レンタル料が発生する場合があります。作品・参加予定人数を考慮した上で、手配方法・料金等は、講師との相談になります。

【アシスタント料】

参加人数が多い、作品の難易度が高い…等の場合、アシスタント講師の手配が必要な場合があります。その際、金額等は交渉になります。

4.参加予定人数

キット金額の計算、講師料の算出のためにも、依頼する上で大凡の予定人数を伝える必要があります。参加予定者が大人か子供かによって作品が変わりますので、趣旨を明確に伝えてください。

以上を決定した上で、協会ホームページ問い合わせフォームよりご連絡下さい。

出張体験教室の作品について

スクラップブッキングの作品としては、大きくわけて2タイプに分かれます。

A.一枚作品(12インチ、8インチ、6インチ作品)

インチとは

壁に貼ったり、アルバムに収納できる平面作品です。

例)12インチ作品例

B.立体作品(ミニブック、ボックス等)

インテリアとして部屋に飾ったり、プレゼントするのに最適です。

例)立体作品例

Aの方が比較的簡単にできますので初心者向け、Bは経験者もしくは手作りに慣れている方向けです。講師によって得意な分野がありますので、イメージを伝えてお任せしてみてもよいかと思います。

例:「卒園式で幼稚園の先生にプレゼントする為の小さい平面作品」、「夏がテーマの可愛いミニブック」等…

教室開催当日について

教室開催当日は、講師と参加者が楽しめるように主催者が協力して準備等を行いましょう。教室開催当日に行う、主催者の役割についてまとめました。

1.参加者の誘導

教室を準備したら、参加者を迎え、材料費等の参加者負担費を徴収します。各机に案内したら、教室が始まる前に講師の作品を見てもらったりするなど、講師と参加者の交流を促しましょう。

2.司会進行

教室がスムーズに進行していくように、参加者に対して説明を行います。

  • 当日時間配分の説明
  • スクラップブッキングの説明
  • 作品の紹介
  • 講師の紹介(経歴など)

3.講師のサポート

実際の作り方説明等は講師が行いますが、アシスタントとして講師のサポートにつきます。

例:参加者からの質問に答える、道具の使い方を参加者に教える等…

4.片付け

教室終了後は、レンタルした道具や講師の作品等、講師の荷物が多いときは、梱包して配送する手配などを行います。各テーブルに設置したゴミ袋を回収し、清掃を行いましょう。講師に講師料等をお支払いし(当日お渡しの場合)、講師から領収書にサインと受領印を貰って終了です。

他にも記録の為に、教室風景などを写真撮影などを担当される場合もあります。

ご不明な点、ご質問等がございましたら、お問い合せフォームよりお問い合わせ下さい。

スクラップブッキング協会スタッフ一同、スクラップブッキングの輪を広げるお手伝いができればと思っています。

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